守りたい、その食欲 8020運動ってなんだ!
みなさんこんにちは!たごちゃんです。
突然ですが私、高校生のときはご飯3杯はおかわりして食べていたくらい、食べることが大好きです!
そんな私ですが、実習を通してずっと思ってきたことがあります。
それは・・・
「おばあちゃんになってもずっと美味しいものを食べたい!!」ということ。
今回はそんな私やあなたが知っておきたい啓発活動、8020運動についてご紹介します!
運動といっても
いち・に・さん・し
という運動とはちょっと違うんですよ♪
8020(はちまるにいまる)運動とは?
大人の歯(永久歯)の本数は全部で28本で、親知らずを加えると32本あります。
ところが、加齢とともに健康な歯は減ってしまいます…
この大人の歯を20本以上残そう!というのが8020運動という啓発運動なのです。
令和元年に厚生労働省が発表した国民健康・生活調査では、8020を達成した人は31.8%だとか。意外と少なくないですか?
さて、80歳で20本歯が残っているとどんな良いことがあるでしょうか?
私なりに考えてみました!
例えば…
1. 年をとっても好きなものが自由に食べられる!
これは切実ですよね。 国民健康・栄養調査によると、「なんでも噛んで食べることができる」と答えた40代の人は90.6%だったのに対し、80歳以上では55%でした。
(ちなみに「4020(40代で歯が20本以上の人)」は96.1%です。)
やはり、歯が残っている方が硬いものも噛むことができるので、より自由に食を楽しむことができるわけです。
20本以上の歯があれば、
- フランスパン
- たこ
- たくわん
- 堅焼きせんべい
など、堅いものも十分に楽しむことができると言われているのですよ。
2. しっかり食べて栄養がとれるので、長く元気でいられる
体が弱ってしまうフレイルやロコモティブシンドロームなどの老化現象。それは栄養不足による筋力低下が大きな原因となります。
(ロコモについては先月取り上げましたね!覚えていますか?)
自分の歯を使ってバランスの良い食事をしっかり食べることで、これらを予防し、健康な体を保つことができます。
3. 口元にしわがよらず、見た目が若々しくなる
いかがでしたか?
今回の記事を書いて私は、改めて今ある歯を大切にしていきたいなと思いました。
大切な歯を守って、食事を楽しみながら長生きしたいですね!
今回の記事を読んで、「歯を守るにはどうしたら…?」という方は次回更新の歯周病予防の記事もお楽しみに♪
また来月。元気でお会いしましょう〜
参考文献
- 日本歯科医師会「8020(ハチマルニイマル)運動とは?」
- 令和元年国民健康・栄養調査(厚生労働省)