骨折しやすくなる病気?骨粗しょう症について知ろう!

病気の知識

骨折しやすくなる病気?骨粗しょう症について知ろう!

お久しぶりです!ちょこ健メンバーの、ののちゃんです。
今は夏休みなので、春に免許を取って以来なかなかできていなかった運転の練習をしています!少しずつ慣れてきたので、いつか川西町まで運転していけたら良いな…なんて考えております(^^)

さて、今月の記事のテーマは骨粗しょう症です!
今回も、ちょこっと知識を身につけていきましょう!!




突然ですが、問題です。
川西町において、介護が必要になった原因となる疾患のトップ3はなんでしょうか?


正解は…

1位 虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)

2位 筋・骨格疾患(骨折など)

3位 精神疾患(認知症など)


です!その中でも川西町の中で最近数が増えているのは、2位の筋・骨格疾患です。


川西町の医療費を占める筋・骨格疾患の割合グラフ

参考:第 2 期川西町国民健康保険保健事業実施計画 (データヘルス計画)中間評価

筋・骨格疾患の代表的なものは骨折です。
そこで、今回は骨折につながる疾患、骨粗しょう症についてお話ししていきたいと思います。



骨粗しょう症(こつそしょうしょう)とは?

骨粗しょう症とは、骨の量が減って(骨密度低下)骨が弱くなり、骨折しやすくなった状態のことを言います。


骨粗しょう症(こつそしょうしょう)の解説イメージ図

詳しいメカニズムは次回の記事(『骨粗しょう症って何?〜生活習慣がリスク軽減のカギ!?〜』でご説明しますが、骨粗しょう症の大きな原因は加齢と閉経に伴う女性ホルモンの低下とされています。
つまり、誰でも高齢になればなるほどなりやすく、特に女性に多い病気であるということです。

ですが、骨密度はゆっくりと減少するため、自覚症状が現れるのは、かなり骨粗しょう症が進行した後ということになります。

そのため、症状が現れる前から予防をすることが、骨折しにくい丈夫な骨を作っていく上では大切になります。

元気な骨を守るためには?

骨の量は、思春期を過ぎて20歳くらいになると最大となり、50歳くらいの更年期あたりから著しく減少していきます。
そうした年齢による骨量の変化に応じ、以下のような予防を行っていくことが重要です。

思春期
運動とカルシウム補給で最大骨量(骨の量の最大値)を上げる
成人期
最大骨量を維持するため、運動を継続
更年期以降
積極的な運動で骨量を維持していくこと

どの年代でも運動を行うことが大切なんですね。
骨粗しょう症を予防するための運動については、後日掲載される記事『運動が苦手な人も必ずできる!骨粗しょう症予防!』で詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください!(^^)

どんな人にとっても将来起こりうる疾患、骨粗しょう症。
しっかり予防をして、元気で丈夫な骨を守っていきましょう!



参考文献