みんなで知ろう!「がん」ってどんな病気なの??

病気の知識

みんなで知ろう!「がん」ってどんな病気なの?

みなさんこんにちは!ちょこ健メンバーの、ののちゃんです。
最近急激に暑くなってきましたね。今からこんなに暑くて夏を乗り越えられるか心配です(-.-;)
一緒に暑さ対策をしながら頑張って乗り越えていきましょう!

今回のテーマは「がん」です。

日本人の死亡理由として最も多い病気で、意外と身近ながん。
ですが、どんな病気なのか、よく知らない方も多いのではないかと思います。

どのように発生、進行していく病気なのでしょうか?
一緒に、ちょこっと知識を増やしていきましょう〜〜!



がんが発生する仕組み

人の体は、数兆個の細胞からできています。
正常な細胞は、体の状況に合わせて増えたり、増えることをやめたりします。例えば、皮膚の細胞は、けがをすれば増殖して傷口をふさぎますが、傷が治れば増殖をストップします。
一方、がん細胞は、体からの細胞を無視して増え続けます。


こうして異常に増殖したがん細胞が、正常な人の体の機能を少しずつ侵していく病気が、がんという病気です。

がん細胞はどうしてできるの?

がん細胞は、正常な細胞の遺伝子に異常が起こることで生まれます。

※ 遺伝子体を作る上で必要な設計図のようなもの。

異常が起こる原因(=がんが起こる原因)は主に2つあります。

 

 

 

  1. 遺伝因子:がんになりやすい遺伝子を持っていること
  2. 環境因子:喫煙や塩分の取りすぎなどの、後天的な生活習慣

がんの発生に関与する原因に①と②どちらが多いかは、人それぞれ違います。
がんになりやすい生活習慣を変えていくことで、がんの予防に繋げましょう。

(どんな生活習慣が良くないかは、次回の記事で詳しく解説していきますので要チェックです!!)

がんの進行について

がんは、発生したらすぐに体が悪くなってしまうのではありません。徐々にその数を増やして、体に悪さをするようになります。
それでは、どのくらいの速さで進行するのでしょうか?

1つの細胞が1センチのがんになるまで、たとえば乳がんでは、細胞分裂で30回、15年といった時間がかかります。しかし、1センチのがんが、2センチになるには、たった3回の分裂、1年半ですむのです。

1センチ以下のがんは検査しても、発見が困難です。また、乳がんの場合、早期がんは2センチまでを指すため、検査で発見できる早期乳がんは、1~2センチということになります。そのため、健診を1〜2年ごとに受けなければ、がんを早期に発見することはできません。


がんは進行してしまうと、治すことが難しく、死に至ってしまうこともありますが、早く見つければ、良くなる可能性がある病気です。
症状がないうちに、またはがんが小さいうちから、繰り返し健診を受け、病気を早く見つけること、病気がないことを確認することが大切です。

がんについて、ちょこっと知識が増えたのではないでしょうか?
今からできる予防法について、次の記事でまとめています。ぜひチェックして、がんを予防・早期発見していきましょう!!



参考文献