がんにも分類があるの?
皆さん、こんにちは!ちょこ健メンバーのままちゃんです♪ 蒸し暑い日々が続いていますね~。皆さんいかがお過ごしですか?
私は、先日お花屋さんでひまわりが売っていたので、気が早いですが購入してみました!すっきりしない天気の日もありますが、お部屋がひまわりでぱっと明るくなると気分が晴れるなぁと感じました。
気分が晴れない日は、生活にちょっとした変化を取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
以上、私の近況でした!では、本日はがんの分類についてお話したいと思います。
1. 腫瘍とは
がんの分類を知る前に、まず腫瘍について知ることから始めましょうか。
腫瘍というと、「体にできる悪いもの」というイメージがある方が多いかもしれません。実は、腫瘍とは自分の細胞が遺伝子の異常を起こしてできた細胞のかたまりのことです。腫瘍も元々は自分の細胞なんですね。
この腫瘍は、増殖の仕方により良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられます。周りの組織を押しのけるようにしてゆっくりと増えるものを良性腫瘍、無秩序に増殖しながら周囲にしみ出るように広がるものを悪性腫瘍といいます。
この悪性腫瘍が「がん」ということになります。さらに良性腫瘍と悪性腫瘍は、増殖する速度、体のあちこちで新しいかたまりを作る転移、同じ場所にがんができる再発にも違いがあります。
良性腫瘍では増殖速度は遅く、転移・再発は原則しないのが特徴です。それに対し悪性腫瘍では、増殖速度が速く、転移・再発をします。このような特徴から、がんの早期発見が重要と言われているんですね。
2. がんの分類
がんは、がんが発生した細胞の種類によって、固形がん、血液がんに分類されます。さらに固形がんは、癌腫と肉腫に分けられます。
癌腫は消化管や気道などの内側や体の表面、臓器などを覆う細胞から発生したもので、肺がん、乳がん、胃がん、大腸がんなどで知っている方が多いかと思います。肉腫は、骨、脂肪、筋肉などの組織を作る細胞から発生したもので、骨肉腫、脂肪肉腫などが含まれます。初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんね。骨や脂肪にもがんが発生することがあります。
血液がんとは、血管や骨髄、リンパ節の中にある細胞から発生したがんのことです。白血病など聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。白血病は血液がんに分類されます。内容が盛りだくさんになってしまったので、表で整理しましょう。
本日のポイント
- 腫瘍とは、自分の細胞が遺伝子の異常を起こしてできた細胞のかたまりのこと。
- 腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、悪性腫瘍=がんである。
- がんには固形がん(癌腫・肉腫)と血液がんがある。
本日の記事を通して、がんを少し知ることができたのではないでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、次回もまた楽しみにしていてくださいね ♪
参考文献
- 医療情報科学研究所、『がんがみえる』、メディックメディア、2022
- 国立研究開発法人国立がん研究センター、「がんの基礎知識」、がん情報サービス、2021、https://ganjoho.jp/public/knowledge/basic/index.html (参照2022/06/25)