がんはどれくらい身近な病気??

病気の知識

がんはどれくらい身近な病気??

みなさんこんにちは!たごです。
神奈川では梅雨にもかかわらず夏日が続いております!今年も酷暑になりそうですね…
川西町はいかがでしょうか?

さて、今月取り上げるのは、みなさんおなじみ”がん”のこと。
第一回目の今回は統計から!”がん”の特徴をご紹介します。私たちと一緒に”がん”のこと、詳しくなっちゃいましょう〜



まず、”がん”はどのくらいの人がかかるのでしょうか?
“がん”は私たちがよく聞く病気ですよね。それもそのはず、心疾患、脳血管疾患を抑えて日本人の死亡原因の第一位は”がん”なのです。


上のグラフは、上から全国、山形県、川西町の死亡原因をまとめたものです。
川西町でも県や国と同じように、”がん”が死亡原因の第一位だということが分かりますね。

全体でみると24.8%、およそ四人に一人ががんによって亡くなっているようです。意外と多くないですか?

(ちなみにがん以外に注目してみると、心疾患や脳血管疾患の割合が国や県より多いのは川西町の一つの特徴のようです。これまでの病気と知識では、一因となる生活習慣病[糖尿病、高血圧、脂質異常症]について取り上げているので、お時間あればぜひ!)

また、年齢や性別ごとにかかりやすいがんは異なります。

男性は、大腸・前立腺・胃・肺・肝臓の5部位が多く、50代を超えると罹患率が大きく上昇する傾向にあります。

一方女性は乳房・大腸・子宮・肺・胃の5部位が多く、特に乳がんは20-40代の若い女性の罹患率が高いのが特徴です。*3

がんは誰でも、いつでも罹る可能性があります。
怖い病気ですが、しかし、早期発見ができれば治る病気になってきているのも事実!
自分もなるかも…!という意識を持ってがん検診を定期的に受けることが大切ですので、今回の記事を覚えてくださったら嬉しいです♪

第二回、第三回ではがんという病気の仕組みや分類について、第四回では予防の方法についてもっと詳しくご紹介します!どうぞお楽しみに〜!



参考文献

*1 山形県「令和元年保健福祉統計年報(人口動態編)」、2019
*2 厚生労働省「令和元年 人口動態調査」、2019
*3 厚生労働省健康局「がん・疾病対策課、平成31年 全国がん登録 罹患数・率 報告」