私は病院に行った方がいいの? 防げ!高血圧!!
みなさん、初めまして!ちょこ健メンバーのつっきーです。
今回は、高血圧の際の受診の基準、治療法および予防法についてお話しします。
1.受診の基準
最近は家庭で毎日血圧を測っていらっしゃる方も多いのではないかなと思っています。みなさん、血圧の値がどれくらいだったら病院を受診したほうが良いかということについてご存知でしょうか。みなさんには次の3点に当てはまる場合には一度病院を受診してみてほしいと思っています。
- 朝・晩それぞれの測定値7日間(少なくとも5日間)の平均値で収縮期血圧:135mmHg以上、拡張期血圧:85mmHg以上(医療機関で測定した場合、収縮期血圧:140mmHg以上、拡張期血圧:90mmHg以上)
- 収縮期血圧が200mmHg以上の場合
- 頭痛、めまい、動悸、息切れなどの症状がある場合
2.治療および予防法
高血圧の治療法は血圧を下げる薬を使う方法と、生活習慣を見直す方法の2つに分けられます。生活習慣を見直すことで、高血圧を予防することも期待できるので、1つでも取り組んでみてもらえると嬉しいです。
治療法・予防法の具体例
- 食塩制限(次回詳しく載せるのでお楽しみに!)
- 果物、野菜、魚油の摂取
- 体重の減少
- 有酸素運動(ウォーキング、サイクリングなどを毎日継続して30分)
- 飲酒の制限
- 禁煙
参考文献
- 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(2019), 高血圧治療ガイドライン2019. 日本高血圧学会
- 浅野嘉延、吉山直樹(2012). 看護のための臨床病態学. 南山堂