今日からあなたも血圧測定マスター!

病気の知識

今日からあなたも血圧測定マスター!

みなさんこんにちは!ちょこ健メンバーの、ののちゃんです。
本日は家での血圧測定についてお話ししていきたいと思います。



1.家で血圧を測る重要性

血圧は、姿勢や運動、不安、緊張、気温、睡眠など様々な要因によって変化し、1日のうちでも大きく上下します。そのため、時々病院などで測るだけではなかなか血圧の平常値はわかりません。また、病院などでお医者さんに測定してもらうと、緊張して数値が高くなってしまう人もいます。可能であれば、家庭で毎日測って記録することで、自分の平常値を把握することが大切です。





2.家庭での血圧測定の目安は?

家でリラックスした状態で測定すると、病院などで測るよりも血圧が低く出やすくなります。家庭での血圧測定での評価は以下のとおりです。




3.家で実際に測ってみよう




血圧測定のポイント


1. 静かで適当な室温の環境
冬の寒い部屋での測定は血圧を上昇させるため、室温は20度前後に保ち、落ち着いた場所で測りましょう。
2. 安静状態で
運動や食事、カフェインの摂取、喫煙、入浴、飲酒は測定直前には行わないようにしましょう。血圧を測る前に、1〜2分の安静時間を設けましょう。5〜6回深呼吸をするのもおすすめです。
3. 排尿、排便後に
排尿・排便時や、我慢をしていると血圧が上がります。排尿、排便を済ませて数分経ってから、または尿意・便意のない時に測定しましょう。
4. 正しい姿勢・方法で
上腕(肘関節より上)に腕帯をピッタリ巻きます。測定部位が胸の高さになるように、調整しましょう。厚い衣服を着ている場合は片腕の衣服を脱ぎ、素肌や薄手の肌着の上から測定しましょう。
5. 毎日同じ時間帯に
血圧は1日の中でもかなり上下するため、できるだけ同じ時刻・タイミングで測定しましょう。おすすめの測定タイミングは、朝起きてトイレを済ませた後、寝る直前の2回です。


4.家に血圧計がない場合は?

川西町では、以下の施設などに血圧計が設置してあります。検診などのタイミングだけではなく、日頃の血圧を知る機会を作ってみませんか?
吉島地区交流センターにもありますよ!




5.血圧を記録してみよう

測定した血圧は、記録してその変化を見てみましょう!以下の厚生労働省のHPから、記録書き込める用紙がダウンロードできます。(血圧以外のデータも書き込めます♪)
https://www.smartlife.mhlw.go.jp/tools/notebook


厚生労働省啓発ツール 健康手帳「血圧と体重等の記録」ページ

厚生労働省啓発ツール 健康手帳「血圧と体重等の記録」ページ



参考文献