更年期障害ってどんな症状

病気の知識

画像:更年期障害ってどんな症状

吉島地区にお住まいのみなさん。こんにちは!
ちょこ健のまほです。1月が終わり2月となりました。2023年最初の月どのように過ごされましたでしょうか。私は、今年のやりたいことや目標を立て、活気のある1ヶ月を過ごすことができました。今月も先月に続き、健康で楽しく過ごしていきたいです!


さて、今月の病気の知識では、『更年期障害』をテーマに、私は「更年期障害の症状」について、みなさんと一緒に考えていきたいです!

更年期障害は、いつ頃からみられると思いますか。

なんと!!
男女ともに40歳を過ぎた頃からなんです!



女性の場合は、閉経期前後の約10年間に女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少することによって症状が現れます。男性の場合は、30歳以降男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減少し始め40歳代後半で症状が現れることがありますが、女性の場合と比べ分泌量の変化が緩やかなため老化現象の一部と認識されて気付かれないことが多いです。そのため、症状に気づいたら早めに受診しましょう。



では、「更年期障害の症状」はどのようなものが挙げられるのでしょうか。
症状としては、主に自律神経がストレスによって正常機能しないことによって起きる様々な症状の総称である自律神経失調症が現れます。その中でも、女性の場合、エストロゲンの低下に伴い急速に発現する早発症状と、閉経後数年から10年以上経過してから発生する遅発症状があります。



早発症状

のぼせ、ほてり、冷え症、発汗異常、動悸、めまい、抑うつ気分、イライラ感、不眠、頭痛、肩こり、手足のしびれ、蟻走感(蟻が這う感じがすること)など



遅発症状

性交痛、陰部や膣のかゆみ、尿失禁、皮膚全体の乾燥感、腰痛など
早発症状と遅発症状に含まれませんが、他にも女性は生理不順といった症状もあります。



男性の場合は、40歳代後半から、自立神経失調症に加えて、ED(性機能不全)やAGA(男性型脱毛症)といった症状が現れます。

更年期障害には様々な治療法があるので、次のブログで更年期障害の治療法についても一緒にご覧ください。
それでは、また来月の記事でお会いしましょう!



参考文献