アルコール中毒って何? ~聞いたことはあるけど、詳しく知らない…そんなあなたに~

病気の知識

アルコール中毒って何? ~聞いたことはあるけど、詳しく知らない…そんなあなたに~

皆さん、お久しぶりです!ちょこ健メンバーのはるなです。
新年、あけましておめでとうございます。2023年も、宜しくお願いいたします!
寒い日々がまだまだ続きますが、健康第一に過ごしましょうね~



アルコール中毒について

さて、皆さんは年末年始をどのように過ごされましたか?
新型コロナウイルスの感染対策をしつつ、忘年会や新年会に参加された方もいらっしゃるように思います。
こういった場では、お酒(アルコール)が提供されることが多いですよね。

そんな訳で、今月のテーマはお酒に関連したアルコール中毒です!
アルコール中毒という言葉は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らない…そんなあなたにお届けします!




言葉の定義

アルコール中毒とはお酒を飲みすぎることによって体の異常をきたす病気のことです。

アルコール中毒の種類

アルコール中毒には、急性アルコール中毒と慢性アルコール中毒の2種類があります。

  1. 急性アルコール中毒:一時的に多量のアルコールを短時間で飲むこと
  2. 慢性アルコール中毒(アルコール依存症):多量のアルコールを長い間飲み続けること

中年から高齢者の方に多いのは、②の慢性アルコール中毒です。

慢性アルコール中毒の主な症状

  1. ビタミンB1欠乏症
  2. アルコール性肝炎
  3. 肝硬変
  4. 意識障害
  5. 吐血

これらの中でも特に「 2. アルコール性肝炎」「 3. 肝硬変 」は、私達にとって大事な大事な肝臓に悪影響を及ぼす疾患であるため何としてでも防ぎたい!
ですが、肝臓は ”沈黙の臓器” という名称の通り、症状を見つけにくい…

少しでも早期発見ができるように、「2. アルコール性肝炎」「3. 肝硬変の症状」についてもう少し説明させてください!

~アルコール性肝炎と肝硬変の主な症状~

アルコール肝炎

全身倦怠感や食欲低下、吐き気といった漫然とした症状が出たり、黄疸(皮膚や粘膜が黄色くなる)、腹痛を感じるようになる。

肝硬変

肝臓の組織が硬くなる病気のこと。肝機能が低下し食欲不振や浮腫が発症したり、肝臓がんや命に関わる重篤な合併症が発症するリスクが高くなる

これらの症状が少しでも感じられた際には、お酒の摂取を抑えて、お医者さんに相談してみましょう!!





参考文献