認知症予防には何を食べればいいの?

病気の知識

認知症予防には何を食べればいいの?

みなさんこんにちは!
看護医療学部のこまりです~!
12月を迎え2022年も終わりに向かっていますね、皆さんはこの1年どのように過ごされたでしょうか??私は11月に吉島に伺わせていただき、たくさんの貴重な経験ができました~!
そして、気温もだいぶ下がってきましたね...吉島ではいつごろから雪が降るのでしょうか?吉島の冬景色もぜひ見てみたいです~!



さて、今回の病気の知識では「認知症」について紹介していきたいと思います。一緒にどうすれば認知症を予防することができるのか、学んでいきましょう~

そこで今回は、認知症を予防する食事に注目していきたいと思います。

まずは食生活で気を付けるべきことを確認していきましょう!



1. 摂取カロリーを守る


摂取カロリーに気をつけるといわれるとダイエットするの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、それはあながち間違いではないのです!アルツハイマー型認知症の原因には、肥満があるため、カロリーに気をつけることが認知症予防につながります~!
また、肥満は内臓脂肪の蓄積によって高血圧や糖尿病、なども引き起こすので認知症以外の病気も防ぐことができます。一石二鳥ですね!



2. 塩分の取りすぎに注意する


脳血管性認知症という認知症は脳梗塞と関連性があります。脳梗塞の背景には高血圧が存在している場合が多いので、高血圧予防のための減塩(食塩を減らす)は必須です!




3. 間食や糖分の取りすぎにも注意

糖分が多い食事をとり続けると糖尿病などになる可能性が高まります。そして、これらは脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症などという認知症の発症リスクを高めてしまいます。そのため、血糖値の管理もとっても大事です!


では次に、具体的にはどのような食べ物がいいのかを学んでいきましょう~!



魚(特に青魚)

イワシ・サンマ・サバなどの青魚はDHAという記憶力の判断力の向上につながる成分を含んでいるので、積極的に摂取することで認知症予防が期待できます!



緑黄色野菜、果実類

緑黄色野菜であるアスパラガス・にんじん・かぼちゃ・ほうれん草などは、ビタミンCやビタミンEが豊富です。これらは血管の老化を予防する効果があり認知症予防につながります!



赤ワイン

フランスで行われた研究¹では、ワインを飲む人は飲まない人に比べておよそ5分の1しか認知症にならなかったという結果も発表されています!
[K. Mehligら: Am J Epidemiol, 167, 684- 691 (2008)]



ちなみに私が考えた上記の食材をとりいれた献立は、

  • サンマの塩焼き
  • ご飯
  • かぼちゃのスープ
  • ほうれん草のお浸し  です。

他にも認知症予防に役立つ食べ物はまだまだあるので、ぜひ調べてバランスよく献立を献立を立ててみてくださいね~

楽しく食事をしながらも認知症予防を心がけて、行きましょう~!これから寒くなっていきますが、体調に気をつけてくださいね!ではまた次の記事でお会いしましょう(^^♪

参考文献