認知症ってなんだ?

病気の知識

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みなさんこんにちは!2022年がもう終わりを迎えようとしていることに驚きを隠せないちょこけんのまゆほです!

朝晩はかなり冷え込みますね。日中も風があると冷たいです。12月の吉島はどれくらい寒いのでしょうか?
夏と秋の吉島を経験したら、冬も春も体験したくなりました!12月も吉島に伺う予定なので楽しみにしてます!
吉島のみなさんに会いに行って、帰りにスキーなんかできたら最高だな〜、なんて。(^^)



さて、今日のテーマは「認知症」です。
今回の記事を通して、認知症とはどういう病気なのか、そして次に続く記事で原因や予防法まで知ってもらえたら嬉しいです。
私の記事では、認知症の概要についてお話します。
それでは、レッツゴー!!!☆



POINT認知症は高齢者の病気ではない!


みなさん、認知症は高齢者が発症する病気だと思っていませんか?たしかに認知症は一般的に高齢者が発症することが多いです。日本における65歳以上の認知症の人の数は約600万人(2020年現在)と推計され、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人!)が認知症になると予測されています。

しかし、30代の若い人が発症することも事実です。65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」といいます。認知症は年齢関係なく、誰でもなりうる病気なのです。

少し怖い話をしてしまいましたが、認知症は誰でもなりうるからこそ、これから続く記事で認知症の原因や予防法を学び、認知症への理解を深めましょう。
今日は認知症を知るための第一歩です♪



POINT認知症にも種類がある


みなさん、認知症にも種類があることはご存知ですか?「アルツハイマー型認知症」は聞いたことがある人も多いと思いますが、他にも「脳血管性認知症」、「レビー小体型認知症」そして「前頭側頭型認知症」という認知症があります。
それぞれについて、解説していきます。




1. アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は、脳の組織が変形し、脳の一部が縮んでしまうことによって起こるものです。認知症の中でも最も患者数が多いのが特徴です。症状はもの忘れで発症することが多く、ゆっくりと進行します。



2. 脳血管性認知症

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血をきっかけに発症します。障害された脳の部位によって症状が異なるため、一部の認知機能が保たれていることが特徴です。たとえば、一度忘れた人の名前や顔を次に会ったときには思い出すことがあります。症状はゆっくり進行することもあれば、階段状に急速に進む場合もあります。また、血管性認知症にアルツハイマー型認知症が合併する可能性もあります。



3. レビー小体型認知症

神経細胞にできる特殊なたんぱく質のレビー小体が脳の大脳皮質や脳幹にたくさん集まったことで発症します。現実には見えないものが見える幻視や、手足が震えたり歩幅が小刻みになって転びやすくなる症状(パーキンソン症状)が現れます。



4. 前頭側頭型認知症

脳の一部である前頭葉や側頭葉前方の委縮がみられ、他の認知症にはみられにくい、特徴的な症状を示します。脳の中で前頭葉は「人格・社会性・言語」を、側頭葉は「聴覚・記憶・言語」を主に司っています。そのため、前頭側頭型認知症を発症すると、スムーズに言葉が出てこない・言い間違いが多い、感情の抑制が効かなくなる、社会の規範を守れなくなるといった症状が現れます。



参考文献